上海時代 : ジャーナリストの回想
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上海時代 : ジャーナリストの回想
(中公文庫, [ま11-4],
中央公論新社, 2015.6
改版
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シャンハイ ジダイ : ジャーナリスト ノ カイソウ
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注記
「中公新書」(1974年-75年刊) 全3巻を底本として、上下二巻に再編集したもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784122061323
内容説明
満州事変、第一次上海事変の余韻さめやらぬ昭和八年、聯合通信支局長に就任した著者が、抗日テロ、西安事件、蘆溝橋事件、そして日中全面戦争へと至る六年間、上海を舞台に取材報道にあたりながら、内外に築いた深い人脈を活かし和平実現に尽力した歴史的証言。日本エッセイストクラブ賞受賞作。
目次
- プロローグ
- 上海へ
- 中国の知友
- 上海の外国人
- 満州、華北への旅
- 蒋・汪合作政権
- 有吉外交の開花
- 対日接近外交の展開
- 二元化する対中外交
- 広田三原則
- 華北自治工作
- 昭和十一年の新局面
- 二・二六事件の影
- 巻冊次
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下 ISBN 9784122061330
内容説明
著者がスクープした西安事件による内戦停止、そして蘆溝橋での日中軍事衝突。双方の和平工作の努力にも拘わらず戦火は拡大していく…。この歴史から読み取るべき教訓は何か。
目次
- 国交調整への基本方針
- 日中外交交渉の難航
- 蒋・川越会談へ
- 昂まる抗日運動
- 西安事件をスクープ
- 兵諫としての西安事件
- 命運を決した半年
- 蘆溝橋事件の突発
- 回帰不能地点へ
- 平和のための闘い敗る
- 戦線拡大と和平の努力と
- 日中和平工作の渦中で
「BOOKデータベース」 より