原民喜全詩集
著者
書誌事項
原民喜全詩集
(岩波文庫, 緑(31)-108-2)
岩波書店, 2015.7
- タイトル読み
-
ハラ タミキ ゼンシシュウ
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注記
底本: 『定本原民喜全集』1-3巻(青土社刊, 1978)
全集未収録の『海の小品』の底本は初出誌(『野生』(昭和25年9月))
原民喜年譜: p159-184
内容説明・目次
内容説明
「ヒロシマのデルタに/若葉うづまけ/死と焔の記憶に/よき祈よ/こもれ」—広島での原爆被災を描いた小説「夏の花」で知られる原民喜(1905‐51)はまた、生涯を詩人として生きた。生前に清書され、親友により没後すぐに刊行された『原民喜詩集』に加え、自身で編んだ「かげろふ断章」ほか拾遺詩篇を収録。現実と幻をともに見つめ、喪った者たちのために刻まれる詩は、悲しみと希望の静かな結晶である。
目次
- 原民喜詩集(ある時刻;小さな庭;画集;原爆小景;魔のひととき)
- 拾遺詩篇(詩集その1 かげろふ断章;千葉海岸の詩・海の小品)
「BOOKデータベース」 より