物語クラウゼヴィッツ『戦争論』
著者
書誌事項
物語クラウゼヴィッツ『戦争論』
日本経済新聞出版社, 2015.7
- タイトル別名
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物語クラウゼヴィッツ戦争論
クラウゼヴィッツ『戦争論』 : 物語
- タイトル読み
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モノガタリ クラウゼヴィッツ センソウロン
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内容説明・目次
内容説明
『戦争論』は、祖国、プロイセンがナポレオンによって完膚なきまでに打ち破られたショックから執筆が始まった。それ故、『戦争論』の論理は、戦争そのものの歴史と対にして読み込まなければ理解できない。本書は、ナポレオン戦争から第一次世界大戦、第二次世界大戦に至る戦争の歴史を縦軸、モルトケ、シュリーフェン、レーニンらの『戦争論』受容の軌跡を横軸に解説。エピソード満載のかつてない入門書。
目次
- 第1章 近代戦争の特質とは(クラウゼヴィッツの「政治」とは「近代の政治」;改革派の視点 ほか)
- 第2章 『戦争論』成立の物語(中産階級の矛盾を体現;シャルンホルスト、シュタインとの出会い ほか)
- 第3章 『戦争論』受容の軌跡(「クラウゼヴィッツの使徒」モルトケ;間奏譜—ゴルツ、メッケル、森鴎外 ほか)
- 第4章 第一次世界大戦—受容の決算(「長かった一九世紀」と「短かった二〇世紀」;西部戦線—シュリーフェン・プラン破綻 ほか)
- 第5章 アメリカの参戦とロシアの戦線離脱(アメリカの参戦;ロシアの戦線離脱 ほか)
- 第6章 政治・技術・社会—戦間期の問題(「総力戦」とは;「近代技術」と戦争1 ほか)
- 第7章 第二次世界大戦—政治主義の激突(総論;大戦の契機 ほか)
「BOOKデータベース」 より