ナチスと自然保護 : 景観美・アウトバーン・森林と狩猟

書誌事項

ナチスと自然保護 : 景観美・アウトバーン・森林と狩猟

フランク・ユケッター著 ; 和田佐規子訳

築地書館, 2015.8

タイトル別名

The green and the brown : a history of conservation in Nazi Germany

ナチスと自然保護 : 景観美アウトバーン森林と狩猟

タイトル読み

ナチス ト シゼン ホゴ : ケイカンビ・アウトバーン・シンリン ト シュリョウ

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注記

原著 (Cambridge University Press, 2006) の翻訳

参考文献: p228-231

内容説明・目次

内容説明

19世紀後半以降、工業化と都市化が急速に進んだトイツで、郷土の自然の荒廃に立ち向かった人びとがついに勝ち取った、先進・画期的な法律が「帝国自然保護法」だった。ヨーロッパの森林政策、環境政策をリードするドイツ自然保護思想・運動のルーツをたんねんに辿り、第三帝国の自然保護の実像を鮮やかに描く。

目次

  • 第1章 ナチス時代の自然保護主義者たち—追及されるべきは誰なのか
  • 第2章 歪む愛国主義—ゲルマン民族にとっての「土地」
  • 第3章 最高潮を迎えたドイツ自然保護—理想の実現に向かって
  • 第4章 自然保護の可能性と限界—四つの事例
  • 第5章 ナチスとの蜜月の終わり—それでも自然保護活動は続く
  • 第6章 変貌を遂げた景観—ナチスが残したもの
  • 第7章 継続と沈黙と—一九四五年以降の自然保護と環境政策
  • 第8章 教訓—ナチス時代から学ぶ

「BOOKデータベース」 より

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