冤罪の戦後史 : 刑事裁判の現風景を歩く
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冤罪の戦後史 : 刑事裁判の現風景を歩く
岩波書店, 2015.7
- タイトル読み
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エンザイ ノ センゴシ : ケイジ サイバン ノ ゲンフウケイ オ アルク
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注記
参考: 章末
内容説明・目次
内容説明
何十年という長い時間、無実を叫び続けてきた人たちの声をジャーナリストが丁寧に聞きながら、なぜ冤罪が起きるのかを問う。帝銀事件、三鷹事件、名張毒ぶどう酒事件、狭山事件、大崎事件、足利事件、東電OL事件、氷見事件など戦後の著名な一七事件を取り上げ、日本の刑事司法の問題点を追及する。巻末には「戦後のおもな冤罪事件」を付す。
目次
- 第1部 戦後の混乱期 一九四八〜六〇(再審の断絶—一九四八年帝銀事件;死刑から初の生還—一九四九年免田事件;四四年後の死後再審—一九四九年三鷹事件;現職警察官の告発—一九五〇年二俣事件;不公平な裁判所—一九五七年砂川事件)
- 第2部 新刑事訴訟法の定着期 一九六〇〜六九(薬物が違う—一九六一年名張毒ぶどう酒事件;五一年目の新証拠—一九六三年狭山事件;証拠の捏造—一九六六年清水事件;虚偽自白—一九六七年布川事件)
- 第3部 「司法の危機」後の反動期 一九六九〜八六(生きていた母親—一九七四年市原事件;謎の転落—一九七九年大崎事件;引き当たりの捏造—一九八四年日野町事件;大筋論—一九八六年福井女子中学生事件)
- 第4部 変わる刑事裁判 一九八七〜(一主婦の疑問—一九九〇年足利事件;隠された証拠—一九九七年東電OL事件;争わない無辜—二〇〇二年氷見事件;虚偽自白を勧める弁護士—二〇〇六年二子玉川駅痴漢事件)
「BOOKデータベース」 より