パット剥ギトッテシマッタ後の世界へ : ヒロシマを想起する思考
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パット剥ギトッテシマッタ後の世界へ : ヒロシマを想起する思考
インパクト出版会, 2015.7
- タイトル読み
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パット ハギトッテ シマッタ アト ノ セカイ エ : ヒロシマ オ ソウキ スル シコウ
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内容説明・目次
内容説明
被爆から70年、未だ歴史にならない記憶の継承はいかにして可能か。広島の「平和」の「聖地」の白いコンクリートの下に広がる記憶の沃土に思考の探りを入れ、「復興」の歴史を逆撫でする。死者とともに生きる場を今ここに切り開くために。
目次
- 序 広島の鎮まることなき魂のために
- 第1部 記憶する芸術の可能性へ向けて(未聞の記憶へ—記憶の痕跡としての、想起の媒体としての芸術作品の経験、その広島における可能性;記憶する身体と時間—ヒロシマ・アート・ドキュメント二〇〇八によせて ほか)
- 第2部 映画から問う平和と文化(「平和」の摩滅に抗する映画の経験へ—ヒロシマ平和映画祭二〇〇七へ向けて;アメリカ、オキナワ、ヒロシマの現在へ—ヒロシマ平和映画祭二〇〇九への導入 ほか)
- 第3部 ヒロシマ批評草紙(「ゲン」体験と「正典」の解体—吉村和真、福間良明編著『「はだしのゲン」がいた風景—マンガ・戦争・記憶』書評;「ひろしまの子」たちの声に耳を開く—東琢磨『ヒロシマ独立論』書評 ほか)
- 第4部 記憶の継承から他者とのあいだにある平和へ(広島から平和を再考するために—記憶の継承から他者とのあいだにある平和へ;歓待と応答からの共生—他者との来たるべき共生へ向けた試論 ほか)
- 付録 不採択・被爆七十周年記念事業案
「BOOKデータベース」 より