定本風俗営業取締り : 風営法と性・ダンス・カジノを規制するこの国のありかた
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書誌事項
定本風俗営業取締り : 風営法と性・ダンス・カジノを規制するこの国のありかた
(河出ブックス, 085)
河出書房新社, 2015.8
- タイトル別名
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風俗営業取締り
風俗営業取締り : 定本 : 風営法と性ダンスカジノを規制するこの国のありかた
- タイトル読み
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テイホン フウゾク エイギョウ トリシマリ : フウエイ ホウ ト セイ・ダンス・カジノ オ キセイ スル コノ クニ ノ アリカタ
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注記
「風俗営業取締り」 (講談社選書メチエ, 2002年刊) を増補・改訂したもの
関連年表: p305-310
内容説明・目次
内容説明
敗戦直後の大混乱の時代に制定された風俗営業取締法(風営法)。「飲む・打つ・買う」という「男の遊び」の囲い込みから、深夜営業の一般化、子どもや女性へのひろがり、「個室」の増殖、「無店舗」の浸透…社会の変化、とりわけ娯楽のありかたの変容にともない、少しずつかたちを変えてきたこの法律と取締手法の展開と限界を活写。社会はいつの時代にも「悪」をコントロールするしくみをもつ—「クラブ規制」から風営法大改正をへて、私たちの「遊び」はいったいどうなるのか!?
目次
- 序章 「一八歳未満立ち入り禁止」考
- 第1章 近代日本の風俗警察—悪いものは隔離する
- 第2章 風営法体制—「囲い込み」方式を維持する
- 第3章 戦後社会と遊びと風俗浄化
- 第4章 高度経済成長と風俗営業
- 第5章 子どもの保護
- 第6章 変わりゆく遊び—曖昧になる境界
- 第7章 監視社会へ—検閲と事前排除
「BOOKデータベース」 より