本質を見通す100の講義
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本質を見通す100の講義
大和書房, 2015.7
- Other Title
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100 lectures to see through essence
本質を見通す100の講義
- Title Transcription
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ホンシツ オ ミトオス 100 ノ コウギ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
914.6||Mo45110063344
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Description and Table of Contents
Description
遠回りすることで、初めて辿りつける面白さがある。人気ミステリィ作家による「考えて生きる」ための静かで鋭い視点。
Table of Contents
- 1限目 本質を問いかける「社会構造」編(ロケットを作ってから載せるものを募集する、メディアの歪み。—言葉は悪いが、詐欺と同じシステムだと思う。;格差が問題になっているが、資本が目指すものは格差なのでは?—人々が夢見ているのは、客観的に全体を眺めれば、「格差社会」なのである。 ほか)
- 2限目 精確な事実を導き出す「情報」論(学問が教えてくれるのは、生きる方法ではなく、生きる価値だ。—生きていくことが大事だというが、それは何故なのか?;本が嫌いだったけれど、すべてを本から学んだ。—この頃はネットが本に代わろうとしている。しかし、本のように一冊に纏められているわけではないので、「世界」を感じることが難しい。 ほか)
- 3限目 人間の真意を読み解く「言葉」論(自動詞で非難する奥床しい日本人。—つまり、人格者は相手を罵倒したりしないのだ。;「私これが好きなんだけど、貴方は?」という物言い。—相手がどう思っているのかを尋ねているのではなく、相手の気遣いの具合を測っているのだ。 ほか)
- 4限目 働く“源流”を探す「創作」論(はっきり言って、作家の仕事の三十倍は、大学で働いた。—世間知らずであるためには、なにかに没頭し、一心不乱に打ち込まなければならないだろう。;やるべきことをできない、という人間に誰がしたのか?—スタートの音は、走るべき人間にしか聞こえない。 ほか)
- 5限目 自分を自由にする「生の姿勢」論(「近づく」だけでは、「辿り着けない」場合がある。—楽しいことをしようと思ったとき、目の前にある楽しさから選択していたのでは、大きな楽しさは手に入らない。;ベターを選ぶだけの人生には、ベストがない。—今日は少しだけ損をしても、少しだけ我慢をしても、明日にはもっと望む状況があるのではないか。 ほか)
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