核の誘惑 : 戦前日本の科学文化と「原子力ユートピア」の出現
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核の誘惑 : 戦前日本の科学文化と「原子力ユートピア」の出現
勁草書房, 2015.7
- タイトル別名
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核の誘惑 : 戦前日本の科学文化と原子力ユートピアの出現
- タイトル読み
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カク ノ ユウワク : センゼン ニホン ノ カガク ブンカ ト「ゲンシリョク ユートピア」ノ シュツゲン
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注記
博士論文「放射能の探求から原子力の解放まで : 戦前日本のポピュラーサイエンス」(東京大学) を加筆修正 (文字数を大幅に削減、戦後編を加筆) したもの
主要参考文献: 巻末p9-20
内容説明・目次
内容説明
科学技術による帝国日本の覇権、科学の進歩がもたらすはずの明るく豊かな未来=「原子力ユートピア」。日本人は、核をどのように受け入れ、どんな未来を夢見て、そしてその受容と期待はどのように戦後に引き継がれたか。戦前日本のメディアにおける核に関する言説と表象を検討し、日本人の核に対する意識をその源流から辿り直す。
目次
- 核の誘い
- 1 放射能の探求と放射能文化の創生(放射能と科学者、メディア;放射能を愉しむ:大正期のラジウムブーム;帝国の原子爆弾とカタストロフィーをめぐる想像力)
- 2 原子核の破壊と原子力ユートピアの出現(新しい錬金術:元素変換の夢を実現する;秘匿される科学:核分裂発見から原爆研究まで;戦時下のファンタジー:決戦兵器の待望;原子爆弾の出現)
- 核の神話を解体する
「BOOKデータベース」 より