日本の保育労働者 : せめぎあう処遇改善と専門性
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日本の保育労働者 : せめぎあう処遇改善と専門性
ひとなる書房, 2015.7
- タイトル読み
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ニホン ノ ホイク ロウドウシャ : セメギアウ ショグウ カイゼン ト センモンセイ
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その他の著者: 義基祐正, 川村雅則, 小尾晴美, 奥山優佳
文献あり
内容説明・目次
内容説明
たとえ制度や労働条件が整っていなくても、目の前の切羽詰まった親子は見過せず、わが身を削るようにして保育を続けてきた日本の保育労働者たち。この構造は、保育の市場化が急速に進む今日、どれほど変わったと言えるだろうか。保育労働の歴史と現状を、保育者の内発性と外的条件の両面から丹念に描き出すことで、保育者の専門性を形づくるものは何かを問う。
目次
- 序章 政策課題としての保育労働研究の意義(保育労働研究の到達点;政策課題として浮上する保育労働力問題 ほか)
- 第1章 戦前の保育労働者状態と社会的地位(戦前の託児所を担った保育者の実態;戦前の保育者の社会的地位—賃金比較から見えてくるもの ほか)
- 第2章 北海道保育者調査に見る現代の保育労働者状態(調査の概要と調査回答者;子どもや保護者の困難、保育職場の変化 ほか)
- 第3章 保育者の職務内容と知識・技能習得過程(調査対象と調査方法;保育者の職務内容と保育者に必要となる知識・技能 ほか)
- 第4章 ライフヒストリーに見る保育者としてのキャリア形成(研究の視点と分析の方法;I先生の語りからたどる保育者としての歩み ほか)
「BOOKデータベース」 より