子どもの怒りに対する認知行動療法ワークブック
著者
書誌事項
子どもの怒りに対する認知行動療法ワークブック
金剛出版, 2015.7
- タイトル別名
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Cognitive behavioral therapy for anger and aggression in children
- タイトル読み
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コドモ ノ イカリ ニ タイスル ニンチ コウドウ リョウホウ ワークブック
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注記
監修: 大野裕
文献: p211-216
内容説明・目次
内容説明
「キレる」子どもたちは、その行為の外見とは裏腹に、決して周囲を傷つけたくて行っているのではなく、彼らもまた、自らの衝動がコントロールできないことに深く悩んでいる。本書は、そうした悩みを抱えた子どもに対して、社会的問題解決スキルを養うことと感情をうまく調節できるようになることに焦点を当てた認知行動療法を実施するためのマニュアルである。イントログタクションで、子どもの破壊的行動をアセスメントするための指針、認知行動療法の基礎理論と研究のエビデンスを示した後に、10の治療セッションに沿って、感情調節、問題解決、ソーシャルスキルを学んでいけるよう構成されている。また、各セッションを進める際に役立つ40以上のワークシートと質問票、さらに臨床家がプログラムの確実な施行をモニタリングするための「治療の厳密性のチエックリスト」を収載している。本書で示される認知行動療法を活用したアプローチは、子どものメンタルヘルスに関わる精神科医、心理士、ソーシャルワーカー、また、学校教育や少年司法プログラムに携わる専門職にも役立つであろう。
目次
- モジュール1 怒りのマネジメント(認知行動療法の紹介と怒りについての教育;自己教示とリラクゼーション;感情調節)
- モジュール2 問題解決(問題の同定と特質;解決を生み出す;結果を評価する)
- モジュール3 ソーシャル・スキル(仲間の怒りがわきおこった時のために対処の型を作る;アサーション・トレーニング;大人との葛藤を解決するためのソーシャル・スキル;振り返りと結論)
- 親セッション
- 付録
「BOOKデータベース」 より