書誌事項

観念論の教室

冨田恭彦著

(ちくま新書, 1143)

筑摩書房, 2015.9

タイトル読み

カンネンロン ノ キョウシツ

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注記

文献: p232-237

内容説明・目次

内容説明

私が手に持っている花は存在する。私はそう思っている。だが、その花は、私が見たり触れたりするのとはかかわりなく、存在していると言えるのだろうか—物の、それ自体としての存在を否定し、私たちに知覚される限りにおいてのみ存在すると説く「観念論」。繰り返し提出されるこの考えに、なぜ人間は深くとらわれるのか。本書は、元祖・観念論者ジョージ・バークリの思想を論じ、観念論には「明るい観念論」と「暗い観念論」の二種類が存在すると説く。「存在するのは自分の心だけ」という独我論的発想とは真逆の、もう一つの魅力ある側面をたどる。

目次

  • 第1章 原点—バークリの生涯
  • 第2章 助走—世界を記号と見る
  • 第3章 前史
  • 第4章 飛躍—ヒベルニア観念論
  • 第5章 再考—否定の否定
  • 第6章 魅力

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB19434798
  • ISBN
    • 9784480068484
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    238p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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