永井尚志 : 皇国のため徳川家のため
著者
書誌事項
永井尚志 : 皇国のため徳川家のため
(ミネルヴァ日本評伝選)
ミネルヴァ書房, 2015.9
- タイトル別名
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永井尚志 : 皇国のため徳川家のため
- タイトル読み
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ナガイ ナオユキ : コウコク ノ タメ トクガワケ ノ タメ
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注記
主要参考文献: p305-312
永井尚志年譜: p317-331
内容説明・目次
内容説明
永井尚志(一八一六〜一八九一)江戸時代末期の旗本。幕末の激動する情勢のさなか抜擢され、長崎海軍伝習所を創設、積極的開国派として通商条約締結に奔走したのち、大政奉還実現の立役者となった永井尚志。頭脳明晰、酒と風雅を愛し、幾度もの処分を受けながらも時局の最前線に立ち続けた、異色の幕臣の生涯に迫る。
目次
- 第1章 嵐を前に抜擢(目付抜擢と対外論上申;大名の子が旗本の養子に ほか)
- 第2章 長崎での開眼(長崎表取締御用目付け;英・蘭との折衝 ほか)
- 第3章 海軍創設の先頭に(海軍伝習準備;長崎海軍伝習所開設 ほか)
- 第4章 条約・将軍継嗣問題で奮闘(ハリス出府前後;将軍継嗣問題 ほか)
- 第5章 雌伏三年、政争の京都へ(閉居の時;一橋派復活、尚志復帰 ほか)
- 第6章 対長州の最前線で(禁門の変後;長州藩詰問使 ほか)
- 第7章 大政奉還に奔走(将軍慶喜のもとで;孤立する慶喜 ほか)
- 第8章 対決と妥協のはざまで(またも政情混沌;王政復古クーデタ ほか)
- 第9章 意地の蝦夷地(敢えて反旗を;函館奉行 ほか)
- 第10章 短い出仕、長い晩年(四年間の官員時代;長い清貧の余生 ほか)
「BOOKデータベース」 より