甘粕正彦と李香蘭 : 満映という舞台 (ステージ)
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書誌事項
甘粕正彦と李香蘭 : 満映という舞台 (ステージ)
勉誠出版, 2015.7
- タイトル別名
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甘粕正彦と李香蘭 : 満映という舞台
- タイトル読み
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アマカス マサヒコ ト リ コウラン : マンエイ トイウ ステージ
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注記
引用文献: p233-235
年譜: p236-239
内容説明・目次
内容説明
令名高き美女と悪名高き野獣は、満洲国でどのような理想を求めたのか。五族協和の理想を文化面から実現しようとした国策会社、満洲映画協会(満映)を舞台として、理事長と看板女優という役割を演じきった甘粕と李香蘭。ふたりの活動は、流動的多民族国家であった満洲国にとって必須の統治手法であり、同時に、多くの人材を集め戦後日本映画界の揺籃ともなった。満洲という幻の舞台で、希代の女優・怪優たちの見た夢の軌跡を追う。
目次
- 甘粕正彦の数奇な前半生
- 李香蘭と満鉄
- 暗躍する甘粕と満洲国の出現
- 山口淑子から「李香蘭」へ
- 満洲映画協会(満映)の誕生
- 満映以前の映画界の状況
- 満映の活動開始
- 甘粕正彦、辣腕の満映理事長
- 李香蘭の活躍と沸騰する人気
- 好敵手、川喜多長政と上海映画界
- 満映から東アジアのスターへ
- 「文化人」、甘粕正彦
- 満洲帝国の落日
- 夢の終焉と戦後への遺産
「BOOKデータベース」 より