異端の人間学
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書誌事項
異端の人間学
(幻冬舎新書, 387,
幻冬舎, 2015.8
- タイトル読み
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イタン ノ ニンゲンガク
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内容説明・目次
内容説明
野蛮で残酷、時に繊細で芸術に過剰なまでの情熱を傾けるロシア人。日本と近く、欧米に憧れて近代化してきたという似通った過去も持つ。だが私達は、隣国の本性を知っていると言えるのか。欧米中心のヘゲモニーが崩れつつある今、世界はロシアが鍵の一つを再び握った。ロシアを知り理解し得なければ、今後日本は生き残れない。一九六〇年代からソ連・ロシアと深く関わってきた二人の作家が、文学、政治経済、宗教他あらゆる角度からロシアを分析。人間とは、国家とは、歴史とは、そして日本人とは何かを浮き彫りにしたスリリングな知の対論。
目次
- 第1部 人間を見よ(本質をつかめなくなった日本人;ロシアに対する愛憎二筋 ほか)
- 第2部 見えない世界の力(「ナ・ウクライーネ」と「ヴ・ウクライーネ」の違い;ウクライナ危機のポイントはガリツィア地方にある ほか)
- 第3部 詩人が尊敬される国(ロシアは教師であり脅威でもあった;「識詩率」が高いロシア ほか)
- 第4部 学ぶべきもの、学ぶべき人(人生の師を持てるか;廣松渉のエンターテインメント性 ほか)
「BOOKデータベース」 より