途上と目的地 : スペイン・サンティアゴ徒歩巡礼路 旅の民族誌

書誌事項

途上と目的地 : スペイン・サンティアゴ徒歩巡礼路 旅の民族誌

土井清美著

春風社, 2015.8

タイトル別名

スペイン・サンティアゴ徒歩巡礼路 : 旅の民族誌

スペインサンティアゴ徒歩巡礼路旅の民族誌

タイトル読み

トジョウ ト モクテキチ : スペイン・サンティアゴ トホ ジュンレイロ タビ ノ ミンゾクシ

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注記

博士学位論文「サンティアゴ・デ・コンポステラへの徒歩の旅に関する民族誌的研究 :「あいだ」における生」(2013年, 東京大学) を大幅に加筆修正したもの

参照文献: p313-325

索引: 巻末pi-vii

内容説明・目次

内容説明

何を求め人は巡礼路を歩くのか?歩くことと、それによってもたらされる周囲の諸物との物質的・感覚的な相互作用を、長期かつ長距離にわたる緻密なフィールドワークによって生き生きと描きだす。目的地にいたるまでの経験そのものに焦点をあてる、あらたな人類学の試み。

目次

  • 序章 理論的背景と調査方法(サンティアゴ徒歩巡礼に関するフィールドワークに基づく研究;「巡礼路を歩く旅」をどう考察するか ほか)
  • 第1章 サンティアゴ巡礼の概要(サンティアゴ巡礼路の地理的概要;サンティアゴ巡礼形成史 ほか)
  • 第2章 巡礼者の一日(集合的性質としての慣習的行動;巡礼/観光的な行為だけでは捉えきれない周期性 ほか)
  • 第3章 途上と目的地—苦痛と快(苦痛をともなう経験の多様性と類似性;途上へのこだわり ほか)
  • 第4章 ウォークスケープ(地続きのランドスケープ;徒歩と路上の諸物がとりもつ関係 ほか)
  • 第5章 遠近感とリズム(場所性と時間性;身近な人々、遠くにあるもの ほか)
  • 第6章 ホーム(住まいつつさすらうこと;カミーノとの距離 ほか)
  • 終章 結論にかえて(「あいだ」へのまなざし;民族誌的考察のまとめ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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