日本の犬猫は幸せか : 動物保護施設アークの25年

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日本の犬猫は幸せか : 動物保護施設アークの25年

エリザベス・オリバー著

(集英社新書, 0805B)

集英社, 2015.10

タイトル読み

ニホン ノ イヌ ネコ ワ シアワセ カ : ドウブツ ホゴ シセツ アーク ノ 25ネン

大学図書館所蔵 件 / 118

注記

主要引用文献: p169-170

翻訳: 村井智江子

内容説明・目次

内容説明

現在、日本全国で年間約19万頭もの犬や猫が自治体施設に収容されているが、そのうち13万頭近くが殺処分されている。昨今、犬猫の殺処分が社会問題となっているが、いまだ日本ではペットの入手先として人々がまず思い浮かべるのはペットショップで、保護施設から動物を譲り受けるケースは一般的でない。日本在住45年、動物保護施設「アーク」として組織的に活動を始めて25年になる著者が、自身の経験をもとに日本の動物保護の現状や問題点を明らかにする。また、母国である英国の動物保護の実態や日本の行政の課題、災害時のペットの安全対策なども論じる。

目次

  • 第1章 アニマルシェルターとは(シェルター運営は現実と向きあう;アニマルシェルターとは ほか)
  • 第2章 捨て犬・捨て猫を作らない(日本の行政には動物福祉専門の部署がない;飼い主に見放されたペット ほか)
  • 第3章 犬猫の里親になろう(日本人は「子犬」が大好き;無節操な繁殖で燃え尽きる犬たち ほか)
  • 第4章 震災からペットを守る(連携を欠いた支援者たち;災害時の動物救援に関する提言 ほか)
  • 第5章 ペットの未来—ベストパートナー(敬遠される動物愛護活動;感傷で動物は救えない ほか)

「BOOKデータベース」 より

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