不規則系の物理 : コヒーレント・ポテンシャル近似とその周辺

書誌事項

不規則系の物理 : コヒーレント・ポテンシャル近似とその周辺

米沢富美子著

岩波書店, 2015.10

タイトル別名

Physics of disordered systems : coherent potential approximation and related topics

不規則系の物理 : コヒーレントポテンシャル近似とその周辺

タイトル読み

フキソクケイ ノ ブツリ : コヒーレント・ポテンシャル キンジ ト ソノ シュウヘン

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注記

参考文献: p245-251

内容説明・目次

内容説明

結晶のような周期性をもたない凝縮系を、不規則系とよぶ。周期性欠如の故に困難とされた不規則系の理論構築。その困難を乗り越えて提案されたコヒーレント・ポテンシャル近似(CPA)は、無比の完成度の高さと普遍性の広がりで、不規則系研究の金字塔とされる。さまざまなアプローチから到達したCPAは「発見され、再発見され、再々発見され続けた理論」だ。そのCPAの徹底解説が本書の目的である。

目次

  • 第1章 不規則系—事始め
  • 第2章 結晶に関する議論—まず規則系を復習しておこう
  • 第3章 不規則系の一般論—不規則であるにもかかわらず出現する性質
  • 第4章 簡単な近似からでも見えてくるもの—置き換え型不規則系の真骨頂
  • 第5章 摂動項をダイアグラムで表示する—直観的な把握
  • 第6章 自己完結的な無限和がCPAを与える—近似の数学的な素性と完成度の高さ
  • 第7章 コヒーレント・ポテンシャル近似の普遍性—再発見され続けて…
  • 第8章 アンダーソン局在—不規則であるからこそ出現する性質
  • 第9章 位置の不規則性をもつ系—コヒーレント・ポテンシャル近似はここでも有効
  • 付録

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB1980503X
  • ISBN
    • 9784000059695
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    ix, 256p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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