食人の形而上学 : ポスト構造主義的人類学への道
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書誌事項
食人の形而上学 : ポスト構造主義的人類学への道
洛北出版, 2015.10
- タイトル別名
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Métaphysiques cannibales : lignes d'anthropologie post-structurale
- タイトル読み
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ショクジン ノ ケイジジョウガク : ポスト コウゾウ シュギテキ ジンルイガク エノ ミチ
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注記
文献一覧: p327-343
索引: p369-379
内容説明・目次
内容説明
アマゾンの視点からみれば、動物もまた視点であり、死者もまた視点である。それゆえ、アンチ・ナルシスは、拒絶する—人間と自己の視点を固定し、他者の中に別の自己の姿をみるナルシス的な試みを—。なされるべきは、小さな差異のナルシシズムではなく、多様体を増殖させるアンチ・ナルシシズムである。動物が、死者が、人間をみているとき、動物が、死者が、人間であるのだ。ブラジルから出現した、マイナー科学としての人類学。
目次
- 1部 アンチ・ナルシス(事象への驚くべき回帰;パースペクティヴ主義;多自然主義;野生の思考のイマージュ)
- 2部 人類学的視点から読む『資本主義と分裂症』(奇妙な相互交差;多様体の反‐社会学;すべては生産である)
- 3部 悪魔的縁組(捕食の形而上学;横断するシャーマニズム;システムの強度的条件)
- 4部 食人的なコギト(概念のなかの敵;構造主義の生成)
「BOOKデータベース」 より