季節はうつる、メリーゴーランドのように
著者
書誌事項
季節はうつる、メリーゴーランドのように
KADOKAWA, 2015.7
- タイトル別名
-
季節はうつるメリーゴーランドのように
- タイトル読み
-
キセツ ワ ウツル メリーゴーランド ノ ヨウニ
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内容説明・目次
内容説明
奇妙な出来事に説明をつける、つまり、「キセツ」。夏樹と冬子は高校時代、「キセツ」を同じ趣味とする、唯一無二の存在だった。しかしそれは、夏樹の秘めた恋心の上に成り立つ、微妙な関係でもあった。天真爛漫で、ロマンチストで、頭は切れるのにちょっと鈍感な冬子。彼女への想いを封印したまま大人になった夏樹は、久々に冬子と再会する。冬の神戸。バレンタインのツリーを避けて記念写真に収まるカップルを見て、冬子は言った。「キセツ、しないとね」謎を乗せて、季節はめぐる。はじけるような日常の謎、決して解けない恋愛の謎。夏樹の想いの行方は…。「珈琲店タレーランの事件簿」の著者が描く、究極の片想いミステリ。
「BOOKデータベース」 より