中野重治と戦後文化運動 : デモクラシーのために

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中野重治と戦後文化運動 : デモクラシーのために

竹内栄美子著

論創社, 2015.10

タイトル読み

ナカノ シゲハル ト センゴ ブンカ ウンドウ : デモクラシー ノ タメ ニ

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内容説明・目次

内容説明

マルクス主義、アナキズム、W・サイードに導かれ近代文学を追究してきた著者が、新しい視座より松田解子・佐多稲子・山代巴・小林多喜二・中野重治の作品群を俎上に載せる!

目次

  • 第1部 プロレタリア文学を再読する(二律背反の構図—プロレタリア文学を再読するために;格差社会日本とプロレタリア文学の現在的意義;「プロレタリア文学史」を再編する—アナキズムとの接合から)
  • 第2部 ジェンダー・階級・民衆(女性であることの桎梏—松田解子『女性苦』に見る;「監獄の窓から見る空は何故青いか」—小林多喜二の獄中書簡;書くことを選ぶ娘たち—佐多稲子『機械のなかの青春』と一九五〇年代;山代巴の文学/運動;戦後文化運動への一視覚—五〇年代文化運動の自主性)
  • 第3部 中野重治と戦後文化運動(戦後文化運動における中野重治—日本民主主義文化連盟のなかで;戦後文化運動と文連地方協議会;戦後文化運動と詩誌「列島」;中野重治と『松川詩集』;占領下の明暗—中野重治の戦後小説『おどる男』『軍楽』を中心に;『中野重治全集』未収録文章『ハイネの文章』について;森鴎外を救抜する—中野重治『鴎外その側面』)

「BOOKデータベース」 より

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