帝国日本の生活空間
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帝国日本の生活空間
岩波書店, 2015.10
- タイトル読み
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テイコク ニホン ノ セイカツ クウカン
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注記
参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
上流階級の「洋館」生活を売り物にした大衆メディア、「味の素」(グルタミン酸ナトリウム)の世界への普及、バンガロー式住宅の移入、「文化生活」言説と「文化住宅」、床座と椅子座の交差と籐椅子の伝播、海外植民地から帝都東京への「内地観光」など、知識、もの、人の流通回路を通じて、帝国が引き起こしていた不平等な出会いと差異の構造を明らかにする意欲的論考集。
目次
- 序章 帝国の回路と非対称な出会い
- 第1章 「洋館」の飾り方・住まい方—明治上流階級の趣味は「オリエンタリズム」だったか
- 第2章 「味の素」—味覚の帝国とグローバリゼーション
- 第3章 紳士協定—一九〇八年、環太平洋のひとの動き、ものの動き
- 第4章 世界文化を夢見た「文化住宅」
- 第5章 籐椅子に座る熱帯帝国
- 第6章 「生蕃の娘」が街を歩いた—東京はいかに「帝都」であったか
- 終章 帝国の狭間のハワイと沖縄
「BOOKデータベース」 より