イスラーム法とは何か?
著者
書誌事項
イスラーム法とは何か?
作品社, 2015.11
- タイトル別名
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イスラーム法とは何か
- タイトル読み
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イスラームホウ トワ ナニカ?
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注記
参考文献: p266-267
索引: p267-269
内容説明・目次
内容説明
これまで日本人が漠然と持ってきた「イスラーム法」のイメージを脱構築。ムスリムの生き方を規定しているイスラームの教え、「真のイスラーム法」と言うべきものとは何か?その最低限の基本と要諦を、日本では数少ないイスラーム法学の修学免状取得者であり、イスラーム法学の第1人者である著者が教える。
目次
- 「イスラーム法」などというものは存在しない
- 第1部 イスラーム法の基礎(イスラーム法とは何か—これだけは知っておこう、基本的なこと;オリエンタリストのイスラーム法研究の問題点—私たちの「考える枠組み」を考えなおす;解釈学としてのイスラーム法学—「法」のみを切り取って理解はできない)
- 第2部 イスラーム神学と法学の交差(言葉として顕現する神—誰に「責任」を負うのか?;理性と啓示の虚偽問題を超えて—理性による善・悪(利害)の判断;イスラーム法の非霊的権威—もしくは、イスラーム法の「非」宗教的性格)
- 第3部 イスラーム法学の要諦(現世と来世を貫く法—あの世が組み込まれた構造;イスラーム法の主体—誰が法を守り、誰が裁き、誰が裁かれるのか?;イスラーム法の要としてのカリフ—法と法“外”の問題)
- 「時間のなかを生きる」人間がなすべきこと
「BOOKデータベース」 より