触発する言葉 : 言語・権力・行為体
著者
書誌事項
触発する言葉 : 言語・権力・行為体
(岩波人文書セレクション)
岩波書店, 2015.10
- タイトル別名
-
Excitable speech : a politics of the performative
触発する言葉 : 言語権力行為体
- タイトル読み
-
ショクハツ スル コトバ : ゲンゴ・ケンリョク・コウイタイ
大学図書館所蔵 件 / 全53件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
2004年4月刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
権力の言葉や差別の言葉によって支えられる社会システム。その言葉を撹乱し、新しい道をこじあけるのもまた、言葉である。なぜ言葉は人を傷つけるのか。その力はどこにあるのか。どうすれば言葉は社会を変えるのか。フェミニズム理論や現代思想の論客として名高いジュディス・バトラーが、本書では言葉と行為の関係に焦点をあて、憎悪発話、ポルノの取り締まり、同性愛者のカミングアウト等にまつわる、現代アメリカの政治状況に果敢に切り込む。言語の権力性を熟知しながらも、言葉への信頼を手放さず、理論によって現実の閉塞性を打ち破るスリリングで政治的な探求。
目次
- 序章 言葉で人を傷つけること
- 第1章 中傷発言、燃え広がる行為
- 第2章 ポルノと検閲—行為遂行性の権力
- 第3章 伝染する言葉—米軍の「同性愛」パラノイア
- 第4章 見えない検閲と身体の生産—言説的行為体の未来
「BOOKデータベース」 より