性のタブーのない日本
著者
書誌事項
性のタブーのない日本
(集英社新書, 0810B)
集英社, 2015.11
- タイトル別名
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性のタブーのない日本
- タイトル読み
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セイ ノ タブー ノ ナイ ニッポン
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注記
参考文献: p238
内容説明・目次
内容説明
「目が合う」ということと「セックスをする」ということの間に大きな一線がなかった古代。「優雅な恋物語の世界」と思われがちな平安時代ですら、文学や絵巻物からは、強烈な「人間生理」とともに世界を認識していた日本人の姿が浮かび上がる。歌舞伎や浄瑠璃の洗練されたエロチック表現や、喜多川歌麿の錦絵に見られる独特な肉体観など、世界に類を見ない、性をめぐる日本の高度な文化はいかに生まれたのか?西洋的なタブーとは異なる、国民の間で自然発生的に理解されていた「モラル」から紐解く、驚天動地の日本文化論。
目次
- タブーはないが、モラルはある Introduction—現代の日本に性表現のタブーはあるのか?(「性表現の自由」をうっかり語ると笑っちゃう;「性表現の規制」の中の自己規制 ほか)
- 第1章 それは「生理的なこと」だからしょうがない(世界は具体的に始まる;「子供を作る行為」の始まり ほか)
- 第2章 「FUCK」という語のない文化(性的タブーとはどんなことか;神様は「まだ早い」と言う ほか)
- 第3章 男の時代(少女マンガ的な『源氏物語』;肉体関係以外に他人と関係を結ぶ方法はない ほか)
「BOOKデータベース」 より