崩壊国家と国際安全保障 : ソマリアにみる新たな国家像の誕生

書誌事項

崩壊国家と国際安全保障 : ソマリアにみる新たな国家像の誕生

遠藤貢著

有斐閣, 2015.11

タイトル別名

Collapsed states and international security : experiences of Somalia and new sovereign statehood

崩壊国家と国際安全保障 : ソマリアにみる新たな国家像の誕生

タイトル読み

ホウカイ コッカ ト コクサイ アンゼン ホショウ : ソマリア ニ ミル アラタナ コッカゾウ ノ タンジョウ

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注記

引用・参考文献: p253-271

事項索引: p273-279

人名索引: p280-283

内容説明・目次

内容説明

国家とは何か。氏族、軍閥、海賊、ビジネスマンなど、さまざまな主体が割拠するソマリア。中央政府が存在しない状況下で、どのように秩序が保たれているのか。国内と国外の両面から、崩壊国家ソマリアを総合的に分析する。

目次

  • 問題の所在と視座—「下からの視座」からみた国家
  • 第1部 主権国家概念の再考(「崩壊国家」概念をめぐって)
  • 第2部 崩壊国家ソマリアの誕生と展開(崩壊国家への軌跡—シアド・バーレ政権期のソマリアを中心として;崩壊国家ソマリアにおける「紛争」の展開—シアド・バーレ体制崩壊後の混迷;機能する崩壊国家ソマリアの課題—政府なきガバナンスの実態)
  • 第3部 崩壊国家ソマリアの諸相(国家なき政府—ソマリランドの形成;「境界領域」をめぐる政治—プントランドの形成;イスラーム主義勢力の興隆—中・南部ソマリアを中心に)
  • 第4部 崩壊国家ソマリアと国際社会(「海賊」問題の展開—国際的なネットワークの形成;崩壊国家とディアスポラ—国家形成への外部関与の一類型)
  • 新たな国家像—ソマリアの事例からみえてくるもの

「BOOKデータベース」 より

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