英語と開発 : グローバル化時代の言語政策と教育

書誌事項

英語と開発 : グローバル化時代の言語政策と教育

エリザベス・J.アーリング, フィリップ・サージェント編

春風社, 2015.10

タイトル別名

English and development : policy, pedagogy and globalization

タイトル読み

エイゴ ト カイハツ : グローバルカ ジダイ ノ ゲンゴ セイサク ト キョウイク

注記

監訳: 松原好次

原著 (Multilingual Matters, 2013) の全訳

引用文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

「英語」にひそむ政治性・権力性を問う。英語教育の世界的な普及が、貧困からの脱却や識字率向上に寄与していると言われる反面、格差の拡大・再生産や多様性の排除などをもたらしている実態を、アフリカやアジアを例に取り上げ、多角的かつ批判的に考察する。

目次

  • 英語と開発
  • 英語・開発・教育—3者の緊張関係を特定する
  • 英語と開発の政治経済学—開発途上国における英語対国家語/ローカル言語
  • アフリカにおける言語政策と開発の政治的展望
  • バングラデシュにおける「国際開発のための言語」としての英語に対する草の根レベルの市民意識
  • 社会・経済的開発と英語による教育・試験制度との関係—サハラ以南アフリカにおけるケース・スタディ
  • 英語の能力は発展の鍵なのか?—コミュニケーション能力獲得を手助けする教師への支援の在り方
  • リンガフランカとしての英語使用による地域の「声」構築—異文化間の開発に関する談話の研究
  • ウガンダにおけるデジタル・リテラシー、HIV/エイズ情報と英語学習者
  • シンガポールにおける言語政策—シングリッシュ、国家開発、グローバリゼーション
  • 英語、科学論文の出版、そしてグローバル知識経済への参入
  • 経済開発における言語—英語は特別なのか、そして言語分裂は悪いことなのか

「BOOKデータベース」 より

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