『フランケンシュタイン』とヘルメス思想 : 自然魔術・崇高・ゴシック
著者
書誌事項
『フランケンシュタイン』とヘルメス思想 : 自然魔術・崇高・ゴシック
水声社, 2015.11
- タイトル別名
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Frankenstein and the Hermetic philosophy : natural magic, sublimity, gothicism
フランケンシュタインとヘルメス思想 : 自然魔術崇高ゴシック
- タイトル読み
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フランケンシュタイン ト ヘルメス シソウ : シゼン マジュツ スウコウ ゴシック
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注記
文献目録: p327-341
内容説明・目次
内容説明
不可能性への挑戦という人間の根源的欲求とその衝動のありかを、ゴシック文学の傑作『フランケンシュタイン』に探る。メアリー・シェリーはなぜ19世紀に“自然魔術”を再登場させたのか?錬金術・魔術、科学、自然の崇高、二重の生、ゴシックなどの主題をめぐり、ヘルメス思想を淵源とするあらゆる学や思想の観点から、現代エソテリシズム研究文献、文学批評を渉猟しつつ『フランケンシュタイン』を読み解き、ロマン主義の科学と思想の未踏の領野を照らしだす分野横断的研究。
目次
- 序論 『フランケンシュタイン』とヘルメス主義の伝統
- 第1章 エソテリシズムとロマン主義
- 第2章 生明の創造—錬金術・アグリッパの自然魔術・ヘルメス思想
- 第3章 科学と魔術
- 第4章 崇高・神秘主義・二重の生
- 第5章 ゴシックとエソテリシズム
- 第6章 氷と火—ヘルメス思想における自然と想像力
- 結論 魔術的“知”を求めて—作品におけるヘルメス思想
「BOOKデータベース」 より