証聖者マクシモス『難問集』 : 東方教父の伝統の精華
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証聖者マクシモス『難問集』 : 東方教父の伝統の精華
知泉書館, 2015.10
- タイトル別名
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証聖者マクシモス難問集 : 東方教父の伝統の精華
Liber ambiguorum
- タイトル読み
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ショウセイシャ マクシモス ナンモンシュウ : トウホウ キョウフ ノ デントウ ノ セイカ
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注記
底本: Maximus Confessor, Liber Ambiguorum, Patrologia Graeca, PG, 91, 1032A-1417C
参考文献: p533-535
内容説明・目次
内容説明
本書は証聖者マクシモス(580頃‐662)が主にナジアンゾスのグレゴリオス(329/30‐389/90)と、ディオニュシオス・アレオパギテース(6世紀)の諸著作から難解と思われる箇所を選び、それらを解釈し敷衍した『難問集』の全訳である。
目次
- 聖なるディオニュシオスと(ナジアンゾスの)グレゴリオスのさまざまな難解な言葉をめぐって、マクシモスが聖なるトマスに宛てて(三一性(三位一体)の意味;子の無化と受肉—ヒュポスタシス・キリストの成立;受肉と神化;受肉の神秘—ヒュポスタシス的結合と二つのエネルゲイア)
- クジコスの主教ヨハネに宛てて、マクシモスが主において挨拶を送る。(神なるロゴスの隠された在り方;人間と神化—自然・本性の存在論的ダイナミズム;神への背反(罪)と、その結果たる身体の腐敗と死とは、アレテーへと変容せしめられる;無限と卓越した否定;神学・哲学の諸問題 ほか)
「BOOKデータベース」 より