ニコマコス倫理学
著者
書誌事項
ニコマコス倫理学
(光文社古典新訳文庫, [KBア2-1,
光文社, 2015.12-2016.1
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Ηθικα Νικομαχεια
Ethica Nicomachea
- タイトル読み
-
ニコマコス リンリガク
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注記
底本: Bywater, Ingram(ed.). Aristotelis Ethica Nicomachea.Oxford:Clarendon Press, 1894. (Oxford Classical Text 所収)
アリストテレス年譜: 下p540-546
参考文献: 下p552-555
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784334753221
内容説明
自分のまっとうな努力で得た徳のみが人の真の価値と真の幸福の両方をきめる。そして徳の持続的な活動がなければ人は幸福ではない、と考えたアリストテレス。上巻では幸福とは何かを定義し、勇気と節制、正義、また気前の良さ、志の高さなど、人柄の徳について考察する。
目次
- 第1巻 幸福とは何か—はじまりの考察(行為の目的の系列から善さについて考える;最高の目的としての幸福は政治学と倫理学によって研究される ほか)
- 第2巻 人柄の徳の総論(人柄の徳は、人が育つ過程における行為習慣の問題である;倫理学は自分が善き人になるためのものである ほか)
- 第3巻 徳の観点からみた行為の構造、および勇気と節制の徳(徳を考えるために自発的な行為を考える;ただ単に自発的なだけではない、選択に基づいた行為 ほか)
- 第4巻 いくつかの人柄の徳の説明(お金や物品のからむ人間関係における中間性としての気前良さ;大事業への出費を惜しまない中間性としての物惜しみのなさ ほか)
- 第5巻 正義について(対人関係において発揮される徳を総称して「正義の徳」ということがあること;対人関係における徳としての全体的正義と、ほかの徳と区別される部分的正義 ほか)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784334753245
内容説明
下巻では、行為と思慮深さの関係、意志の弱さにかんする哲学的難問、人生における愛と友人の意義、そして快楽の幸福への貢献について考察する。人間の感情と知性のはたらきを深く考え、完全な幸福とは何かを追究した、倫理学史上もっとも重要で、現代的な意味をもつ古典。
目次
- 第6巻 知的な徳(学問的に知る部分と推理して知る部分;理論的思考と実践的思考 ほか)
- 第7巻 欲望の問題—抑制のなさと快楽をめぐって(「抑制のなさ」にかんして語られる通念;「抑制のなさ」にかんする哲学的難問 ほか)
- 第8巻 愛について(愛の必要性と価値にかんするまえがき;愛の三種類の根拠と、愛の成立条件 ほか)
- 第9巻 愛について(続き)(愛の不平と友好的取引にまつわる不平について;恩恵に対して、どのようにお返しすべきか? ほか)
- 第10巻 幸福論の結論(快楽論序説;エウドクソスの快楽主義 ほか)
「BOOKデータベース」 より