書誌事項

居酒屋の戦後史

橋本健二 [著]

(祥伝社新書, 450)

祥伝社, 2015.12

タイトル読み

イザカヤ ノ センゴシ

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注記

『醸界春秋』に2010年から2015年にかけて連載した「戦後史のなかの酒と居酒屋」を加筆のうえ再構成したもの

内容説明・目次

内容説明

人々がどんな場所で、どんな酒を飲むか。それらはその時代の社会のあり方を、色濃く反映する。家庭でビールを飲み、行きつけの店でウイスキーのボトルをキープする。そんな姿はいつごろ定着したか。また、戦後のヤミ市からチェーン居酒屋の勃興に至るまで、居酒屋の形態はどのように変わってきたか。そこには「一億総中流」と言われるまでの、日本社会の歩みが反映されているのだ。そして今、再び格差社会が訪れ、酒の飲み方にも影響を及ぼしている。戦後七〇年を経て、「酒と居酒屋」という一風変わった視点から、日本社会の変遷を振り返る。

目次

  • 第1章 ヤミ市から生まれた戦後居酒屋
  • 第2章 文士と酒の戦中・戦後
  • 第3章 戦後復興と酒
  • 第4章 高度成長期の酒と居酒屋
  • 第5章 地酒ブームと名酒居酒屋の発展
  • 第6章 格差拡大と「酒格差社会」

「BOOKデータベース」 より

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