ヨーロッパ時空の交差点

書誌事項

ヨーロッパ時空の交差点

大月康弘著

創文社, 2015.12

タイトル別名

ヨーロッパ : 時空の交差点

タイトル読み

ヨーロッパ ジクウ ノ コウサテン

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注記

本書は「創文」492号(2006年11月)~537号(2010年12月)に連載された「時空の交差点」(1)~(46)、および「季刊創文」1号(2011年5月)~16号(2015年1月)に連載された「続・時空の交差点」(1)~(16)を掲載順に収録したものを、出版にあたり、加筆・修正し、写真を補正した。

内容説明・目次

内容説明

ビザンツ研究に始まる著者の「旅」は、国民国家の枠にとらわれない歴史と現代を巡る往還となる。その道すがら、ヨーロッパ=地中海世界の各地に、個性ある文化と歴史をたずねた。簡潔な文体で伝える「旅」のエッセイにして、興趣あふれる旅の手引き、英独仏に視野が限られがちなヨーロッパ観を、ローマ帝国および、アラブ・イスラム世界をも含んだビザンツ帝国へと導き、未知のヨーロッパ像を提示する。西洋史はもちろん、現代EUの課題を考える際にも豊かな示唆を与えよう。

目次

  • 1 文化の回廊(共生する空間;共鳴する魂 ほか)
  • 2 聖者の祝福(聖者の祝福;憩う海辺の時 ほか)
  • 3 帝国と慈善(ディダスカロス;境域に生きる ほか)
  • 4 大地の相貌(自然を友に;池の畔の蛙たち ほか)
  • 5 歴史の軌道(コペルニクスの転回;平和の架け橋 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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