刑事司法における薬物処遇の社会学 : 「犯罪者/アディクト」と薬物の統治

書誌事項

刑事司法における薬物処遇の社会学 : 「犯罪者/アディクト」と薬物の統治

ドーン・ムーア著 ; 平井秀幸訳

現代人文社 , 大学図書 (発売), 2015.11

タイトル別名

Criminal artefacts : governing drugs and users

刑事司法における薬物処遇の社会学 : 犯罪者アディクトと薬物の統治

タイトル読み

ケイジ シホウ ニ オケル ヤクブツ ショグウ ノ シャカイガク : ハンザイシャ アディクト ト ヤクブツ ノ トウチ

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注記

文献: p254-268

内容説明・目次

内容説明

「厳罰化」モデルだけでは現代の刑事司法は理解できない!フーコーの統治性論や、ラトゥールのアクター・ネットワーク・セオリーを援用しながら、カナダのドラッグ・コートや保護観察プログラムに関する徹底した社会調査(フィールドワーク)を展開。薬物事件弁護や矯正保護処遇のあり方など、新たな時代の薬物処遇をトータルに理解する視座を提供する。

目次

  • 第1章 序論
  • 第2章 トリートメントの心性—犯罪者/アディクトと変容のプロジェクト
  • 第3章 薬物のパーソナリティ
  • 第4章 司法とセラピーの翻訳—DTCのネットワーク
  • 第5章 アディクトによる自己への配慮
  • 第6章 結論
  • 訳者解題 本書の独創性と普遍性—1人の批判的犯罪学者のライフヒストリーを手がかりに

「BOOKデータベース」 より

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