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ネットと愛国

安田浩一 [著]

(講談社+α文庫, [264-1])

講談社, 2015.11

タイトル読み

ネット ト アイコク

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注記

2012年講談社刊の単行本を一部を加筆・修正の上文庫化

付: 解説 (それでも希望はある / 鴻上尚史 [執筆])

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

「弱者のフリした在日朝鮮人が特権を享受し、日本人を苦しめている」。そんな主張をふりかざし、集団街宣やインターネットを駆使して在日コリアンへの誹謗中傷を繰り返す“自称”市民保守団体。現代日本が抱える新たなタブー集団に体当たりで切り込んだ鮮烈なノンフィクション。「ヘイトスピーチ」なる言葉を世に広め、問題を可視化させた、時代を映し、時代を変えた一冊。講談社ノンフィクション賞受賞作。

目次

  • 1 在特会の誕生—過激な“市民団体”を率いる謎のリーダー・桜井誠の半生
  • 2 会員の素顔と本音—ごくごく普通の若者たちは、なぜレイシストに豹変するのか
  • 3 犯罪というパフォーマンス—ついに逮捕者を出した「京都朝鮮学校妨害」「徳島県教組乱入」事件の真相
  • 4 「反在日」組織のルーツ—「行動する保守」「新興ネット右翼」勢力の面々
  • 5 「在日特権」の正体—「在日コリアン=特権階級」は本当か?
  • 6 離反する大人たち—暴走を続ける在特会に、かつての理解者や民族派を失望し、そして去っていく
  • 7 リーダーの豹変と虚実—身内を取材したことで激怒した桜井は私に牙を向け始めた…
  • 8 広がる標的—反原発、パチンコ、フジテレビ…気に入らなければすべて「反日勢力」
  • 9 在特会に加わる理由—疑似家族、承認欲求、人と人同士のつながり…みんな“何か”を求めている

「BOOKデータベース」 より

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