Bibliographic Information

生物時計の生態学 : リズムを刻む生物の世界

種生物学会編 ; 新田梢, 陶山佳久責任編集

(種生物学研究, 第38号)

文一総合出版, 2015.12

Other Title

Biological clocks in ecology : studying life under biological rhythms

Title Transcription

セイブツ ドケイ ノ セイタイガク : リズム オ キザム セイブツ ノ セカイ

Available at  / 135 libraries

Note

欧文タイトルは標題紙裏による

内容: 口絵, はじめに, 第1部: さまざまな生物のさまざまな周期(第1章「48年周期で咲いて生まれ変わるタケ」-第5章「体内時計の回るスピードの違い」, コラム1), 第2部: 植物がリズムを刻むしくみ(第6章「多振動子系としてみた植物の概日時計システム」-第8章「開花季節の調節における気温の記憶」), 第3部: 生殖隔離にかかわる生物リズム(第9章「季節性の違いによって生じる冬尺蛾の種分化」, 第10章「夜咲きの進化」, コラム2, コラム3), 第4部: 生物リズムの研究法(第11章「数理学的アプローチから解き明かされる植物の巧みなデンプンマネジメントとリズムの役割」, コラム4, コラム5), 執筆者一覧, 索引

文献: 各章末

Contents of Works

  • はじめに : 時とリズムと生態学 / 新田梢, 陶山佳久 [執筆]
  • 48年周期で咲いて生まれ変わるタケ / 陶山佳久 [執筆]
  • 月の満ち欠けとオオミズナギドリの行動変化 / 山本誉士 [執筆]
  • 潮をよむ虫 : マングローブに棲むコオロギと潮の満ち引き / 佐藤綾 [執筆]
  • 時を測るミツバチ : コロニーの活動リズムはどのように決まるのか / 渕側太郎 [執筆]
  • 体内時計の回るスピードの違い : アズキゾウムシの概日リズムの遺伝的変異および発育時間との関係 / 原野智広 [執筆]
  • 一斉開花 : 多様な種が同調して刻む繁殖リズム / 佐竹暁子, 沼田真也, 谷尚樹, 市栄智明 [執筆]
  • 多振動子系としてみた植物の概日時計システム / 福田弘和 [執筆]
  • 短日植物イネが夏至の頃に花芽形成を起こす!? : 光周性花芽形成能の生物学的意義について / 井澤毅 [執筆]
  • 開花季節の調節における気温の記憶 : 気象と分子生物学からみた生物機能の頑健性 / 工藤洋, 永野惇 [執筆]
  • 季節性の違いによって生じる冬尺蛾の種分化 / 山本 哲史 [執筆]
  • 夜咲きの進化 : ハマカンゾウとキスゲに関する理論的研究 / 松本 知高 [執筆]
  • 生態学研究における開花フェノロジーの重要性 / 工藤岳 [執筆]
  • コオロギの鳴き声による交配前隔離 : パルスペリオドの重要性 / 角(本田)恵理 [執筆]
  • 数理学的アプローチから解き明かされる植物の巧みなデンプンマネジメントとリズムの役割 / 佐竹暁子 [執筆]
  • 生物リズムを学び楽しむために / 伊藤浩史 [執筆]
  • 実験データからどうすれば周期や位相を求められるのか / 粕川雄也 [執筆]

Description and Table of Contents

Table of Contents

  • 第1部 さまざまな生物のさまざまな周期(48年周期で咲いて生まれ変わるタケ;月の満ち欠けとオオミズナギドリの行動変化;潮をよむ虫—マングローブに棲むコオロギと潮の満ち引き;時を測るミツバチ:コロニーの活動リズムはどのように決まるのか;体内時計の回るスピードの違い:アズキゾウムシの概日リズムの遺伝的変異および発育時間との関係)
  • 第2部 植物がリズムを刻むしくみ(多振動子系としてみた植物の概日時計システム;短日植物イネが夏至の頃に花芽形成を起こす!?—光周性花芽形成能の生物学的意義について;開花季節の調節機構における気温の記憶:気象と分子生物学からみた生物機能の頑健性)
  • 第3部 生殖隔離にかかわる生物リズム(季節性の違いによって生じる冬尺蛾の種分化;夜咲きの進化:ハマカンゾウとキスゲに関する理論的研究)
  • 第4部 生物リズムの研究法(数理学的アプローチから解き明かされる植物の巧みなデンプンマネジメントとリズムの役割)

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Details

  • NCID
    BB20223585
  • ISBN
    • 9784829962060
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    287p, 図版iip
  • Size
    21cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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