駅の社会史
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駅の社会史
(中公文庫, [は-70-1])
中央公論新社, 2015.11
- タイトル読み
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エキ ノ シャカイシ
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注記
中公新書 (1987年10月刊) の再刊
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
夏目漱石『三四郎』冒頭の名古屋駅、「勝負に打って出る玄関の駅」と言った升田幸三の大阪駅、出征・帰還の軍用列車が発着した品川駅…。明治初年の岩倉使節団で久米邦武が見出したように、「駅」は近代文明の本質を表わす場となった。大衆化・大量化する鉄道とともに変貌していく駅の姿を辿り、鉄道史から近代をとらえ直す。
目次
- はじめに—二つの「文明開化」の眼から見た駅
- 1 馬の駅から汽車の駅へ
- 2 大衆化・大量化現象の先駆—近代化の先取り
- 3 利用者の要求への対応—駅の改良
- 4 改良挫折の要因—戦争と駅
- 5 移動の拠点と公共の空間—戦後の駅
「BOOKデータベース」 より