摂食障害の不安に向き合う : 対人関係療法によるアプローチ
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摂食障害の不安に向き合う : 対人関係療法によるアプローチ
(創元こころ文庫, P-7)
創元社, 2015.12
- タイトル読み
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セッショク ショウガイ ノ フアン ニ ムキアウ : タイジン カンケイ リョウホウ ニ ヨル アプローチ
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注記
岩崎学術出版社 2010年刊の補足・修正
文献: p216-217
内容説明・目次
内容説明
拒食症をPTSDのような障害としてみる治療者は少ないが、著者の実感では、拠食症は強迫性障害やPTSDのように不安障害とみたほうが現実の治療に即しているという。本書では、過食症も含めた摂食障害全体を「不安の病」であるとみなし、治療者の仕事の目的は「安心の提供」であるという強い信念に基づいて治療の実際が語られてゆく。患者の気持ちを深く理解し、傷つけることなく寄り添おうとする治療者のまなざしが、温かい。
目次
- 第1章 摂食障害に対人関係療法的アプローチを適用する根拠
- 第2章 摂食障害患者における不安を考える—「役割の変化」という視点
- 第3章 不安を扱う基本姿勢
- 第4章 症状を位置づける—患者の症状に干渉しないことの意味
- 第5章 治療者の不安に向き合う
- 第6章 家族の不安に向き合う
- 第7章 不安をコントロールして現状を受け入れる—「位置づけ」という考え方
- 第8章 不安をコントロールして前進する—「土俵」に乗せるという考え方
- 第9章 病気と治療を「位置づける」
「BOOKデータベース」 より