部落史の先駆者・高橋貞樹 : 青春の光芒

書誌事項

部落史の先駆者・高橋貞樹 : 青春の光芒

沖浦和光著

筑摩書房, 2015.12

タイトル別名

高橋貞樹 : 部落史の先駆者 : 青春の光芒

部落史の先駆者高橋貞樹 : 青春の光芒

タイトル読み

ブラクシ ノ センクシャ・タカハシ サダキ : セイシュン ノ コウボウ

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注記

PR誌『ちくま』連載の「青春の光芒 異才・高橋貞樹の生涯」を再構成したもの

タイトルは奥付による

内容説明・目次

内容説明

部落史研究の先駆的成果として、いまも読み継がれる岩波文庫「被差別部落一千年史」。その著者・高橋貞樹のことはあまりにも知られていない。日本共産党史からは転向者の烙印を押され、片隅に追いやられている。若くして水平社運動、日本共産党創立に参加、やがてモスクワに密出国し、コミンテルンで活動。秘かに日本帰国後は共産党の再建に従事するが、特高警察によって検挙、治安維持法違反により懲役15年の刑を受ける。しかし、獄中で病気が悪化、30歳の生涯を閉じる。沖浦和光が後半生を費やし追い求めた高橋貞樹の生涯が、いま歴史に刻まれる。

目次

  • 序章 水軍の末裔
  • 第1章 高橋貞樹との邂逅
  • 第2章 水平社結成と第一次日本共産党
  • 第3章 『特殊部落一千年史』の衝撃
  • 第4章 上海・ウラジオストック・シベリア鉄道
  • 第5章 モスクワ留学時代
  • 第6章 一九二七年の「日本問題に関する決議」
  • 第7章 地下より浮上した革命運動
  • 第8章 転向の時代

「BOOKデータベース」 より

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