中国の少数民族教育政策とその実態 : 新疆ウイグル自治区における双語教育

書誌事項

中国の少数民族教育政策とその実態 : 新疆ウイグル自治区における双語教育

アナトラ・グリジャナティ著

三元社, 2015.12

タイトル読み

チュウゴク ノ ショウスウ ミンゾク キョウイク セイサク ト ソノ ジッタイ : シンキョウ ウイグル ジチク ニオケル ソウゴ キョウイク

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注記

参考文献: p208-219

2010年に九州大学大学院人間環境学府に提出した博士論文「中国新疆ウイグル自治区における少数民族双語教育に関する研究」に一部加筆修正したもの

内容説明・目次

内容説明

改革開放後、新疆ウイグル自治区にも大量の漢族が移住し、経済的にも漢語の需要が高まり、ウイルグル社会は大きな変容を迫られている。そうしたなか、双語教育(漢語と民族語)は、科目としての漢語教育から教授用言語の漢語化へと進んでいるが、さまざまな問題が起きている。その実態を、双語教育の歴史的展開をあとづけつつ、学校教育、家庭、社会生活などから明らかにし、多言語・多文化共生社会をめざす、民族教育のあり方を展望する。

目次

  • 序章 現代中国における少数民族教育の課題
  • 第1章 中国の民族政策と双語教育
  • 第2章 新疆における双語教育政策の変遷
  • 第3章 新疆社会における双語使用の歴史と地域性
  • 第4章 双語教育における教授用言語の変化
  • 第5章 双語教育における母語の重要性
  • 第6章 家庭教育における双語受容
  • 第7章 双語教育における道徳教育の実施
  • 終章 民族教育の内実と和諧社会論

「BOOKデータベース」 より

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