ハルと歩いた
著者
書誌事項
ハルと歩いた
(BFC)
徳間書店, 2015.12
- タイトル読み
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ハル ト アルイタ
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内容説明・目次
内容説明
一年前に東京から引越してきた陽太は、亡くなった母の故郷・奈良で、小学校の卒業式をむかえた。仲のいい友だちもまだいないし、気になっている女の子には声をかけることもできない。父は仕事でいそがしいし、春休みは何をしてすごそう…と思いながら、川べでぼんやりしていると、とつぜんホームレスの男から、フレンチブルドッグをもらってしまった。「迷い犬らしい。飼い主を捜してやれよ」といって、男は姿を消してしまう。犬だけでなく、動物を飼うこと自体が初めての陽太。とまどいながら、犬といっしょに、奈良の町を歩く日々が始まった。犬がいるおかげで、さまざまな出会いがあった。気になっていた女の子久留實の、意外な素顔にふれたり、子どものころこの町で犬を飼っていたという母に、近づいた気がしたり…。そしてついに、もとの飼い主が見つかったとき…?十二歳の春をみずみずしく描く、心に残る物語。小学校中・高学年〜
「BOOKデータベース」 より