釜ケ崎から : 貧困と野宿の日本
著者
書誌事項
釜ケ崎から : 貧困と野宿の日本
(ちくま文庫, [い-89-1])
筑摩書房, 2016.1
- タイトル別名
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ルポ最底辺 : 不安定就労と野宿
- タイトル読み
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カマガサキ カラ : ヒンコン ト ノジュク ノ ニホン
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注記
「ルポ最底辺 : 不安定就労と野宿」(2007年刊)の改題改訂増補, 文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
失業した中高年、二十代の若者、夫の暴力に脅かされる母子—。帰る場所を失った多くの人びとが路上生活に追い込まれている。大阪・釜ヶ崎で野宿者支援活動に30年間携わってきた著者が、日本の構造的な歪みが生み出した社会的弱者に寄り添い、彼らが直面している現実を報告する。大阪西成区再開発構想を視野にいれながら、「究極の貧困」を問うルポルタージュ。
目次
- 文庫版への序—「西成特区構想」以降の釜ヶ崎
- はじめに—北海道・九州・東京、その野宿の現場
- 第1章 不安定就労の極限—80〜90年代の釜ヶ崎と野宿者
- 第2章 野宿者はどのように生活しているのか
- 第3章 野宿者襲撃と「ホームレスビジネス」
- 第4章 野宿者の社会的排除と行政の対応
- 第5章 女性と若者が野宿になる—変容する野宿問題
- 第6章 野宿問題の未来へ
- 文庫版への補章—2008年以降の野宿の状況
「BOOKデータベース」 より