法服の王国 : 小説裁判官
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法服の王国 : 小説裁判官
(岩波現代文庫, 文芸 ; 273-274)
岩波書店, 2016.1
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ホウフク ノ オウコク : ショウセツ サイバンカン
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注記
『法服の王国 : 小説裁判官』上・下(2013年7月, 産経新聞出版刊)に加筆・修正を加えたもの
主要参考文献: 下p489-496
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784006022730
内容説明
これまで金融機関や商社での勤務経験を生かしてスケールの大きいベストセラー経済小説を発表してきた著者が新たに挑んだ社会派巨編司法小説。昭和四十年代から始まった人権派裁判官粛清人事=青法協問題(ブルー・パージ)と原発差止め訴訟の二つを軸に、戦後の裁判所の歴史を内側から明らかにする。正義と保身のあいだに揺れる生身の裁判官の人間ドラマ。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784006022747
内容説明
歪んだ裁判官人事行政のツケで、首相私邸への偽電話事件、女性被告人との情交、当事者からの収賄といった不祥事が噴出する。津崎守は、最高裁調査官、東京地裁の裁判長と順調に出世の階段を上がるが、突然、「招かれざる被告人」が姿を現す。やがて能登の日本海原発二号機訴訟が金沢地裁で結審し、村木健吾裁判長が「世紀の判決」を言い渡す—。
「BOOKデータベース」 より