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東京の焼尽

鳥居民著

(草思社文庫, [と2-11] . 昭和二十年 / 鳥居民著||ショウワ ニジュウネン ; 第7巻)

草思社, 2015.10

タイトル読み

トウキョウ ノ ショウジン

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注記

2001年に刊行されたものの文庫化

シリーズ番号はブックジャケットによる

引用出典及び註: p417-428

内容説明・目次

内容説明

5月3日、沖縄の第二十三軍主力は攻勢をかけたが失敗に終わる。5月7日、ついにドイツは無条件降伏。ソ連はどう出るだろう。最高戦争指導会議はソ連を仲介とする和平工作を討議するも甲論乙駁。3月に続く大空襲、5月24日と25日の空襲で帝都は焼き払われた。番町の内田百〓(けん)、網野菊、星野直樹から伊藤整、小泉信三、村上兵衛など、炎の中を逃げまどった人たちの恐怖の一夜を詳細に描く。戦争の続行ははたして可能なのか。

目次

  • 第21章 「一体此戦争ノ終末ヲ何レニ帰着セントスルヤ」(五月十日〜十四日)(「投了はドイツの店じまいと同時にあるべし」;東郷茂徳、モロトフとの会談を望んだが;満洲国境に大軍が送られてくる;「余程大きな思い切りをなすことが」;「哈特諜はまだか」 ほか)
  • 第22章 市街地爆撃、火から逃れて、火と闘って(五月二十五日)(百一号作戦で井上成美は肝に銘じたのだが;関東大震災、函館・静岡・大手町の大火が明らかにしたこと;アメリカ陸軍航空軍総司令官の野望;三軒に一発なのか、一軒に一発なのか、それとも…;「初期防火」は濡れ筵をかぶせて ほか)

「BOOKデータベース」 より

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