横浜の壊滅
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横浜の壊滅
(草思社文庫, [と2-12] . 昭和二十年 / 鳥居民著||ショウワ ニジュウネン ; 第8巻)
草思社, 2015.12
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ヨコハマ ノ カイメツ
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Note
2001年に刊行されたものの文庫化
シリーズ番号はブックジャケットによる
引用出典及び註: p409-428
Description and Table of Contents
Description
5月26日東京が焼かれ、皇居も燃える。29日、今度は横浜に大規模な空襲が行われる。横浜の街は灰燼に帰した。そのさなか拘置所に囚われていたのは横浜事件の容疑者たちだった。なぜ横浜事件は起こったのか。そして外交評論家清沢洌の惜しまれる急死。戦争終結に向けて、宮内大臣松平と海軍大臣米内は内大臣木戸を閣内から逐おうと画策。30日、負けても戦争を続けるのかとの米内の質問に、「あくまで戦うのだ」と鈴木首相は確答した。
Table of Contents
- 第23章 火のなかで、焼け跡で、人びとはなにを考えるのか(五月二十六日)(焼夷弾は宮殿に落とされなかった;燃え殻ひとつで宮殿は燃え上がる;夜が明けた、逃げた人びとは ほか)
- 第24章 横浜大空襲(五月二十九日)(東神奈川に炎があがる;関内に焼夷弾の雨;山下公園の黒潮部隊はもはや動けず ほか)
- 第25章 迫水、毛里、美濃部がやってきたこと、やろうとしたこと(五月三十日)(「あくまでも戦うのだ」と鈴木貫太郎;毛里、美濃部、迫水が昭和十六年にしたこと;昭和十七年九月、アメリカを見くびっていたと気づいた ほか)
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