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台湾と伝統文化 : 郷土愛と抵抗の思想史

陳昭瑛著 ; 池田辰彰, 池田晶子訳

風響社, 2015.12

タイトル別名

臺灣與傳統文化

タイトル読み

タイワン ト デントウ ブンカ : キョウドアイ ト テイコウ ノ シソウシ

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注記

原著: 『臺灣與傳統文化』(増訂再版)(臺大出版中心, 2005年)

国立台湾大学人文社会高等研究院「東アジアの儒学」研究計画の助成出版

台湾史略年表: p369-372

内容説明・目次

内容説明

伝統文化は、日本統治下の皇民化運動に抵抗しながら、世界の思潮の中で精錬され、さらに新文化運動によって転換の時代に向かった。本書は、内外の圧力との相互作用による伝統文化の自律的な変革を追った、注目の論考群である。

目次

  • 第1章 鄭氏政権時代の台湾の中国伝統文化
  • 第2章 朱子学の東方伝播—清朝台湾書院の「学規」における朱子学
  • 第3章 日本統治時代における台湾儒学の植民地体験
  • 第4章 連横の『台湾通史』と清朝の公羊思想
  • 第5章 連横『台湾通史』に見られる「民族」概念—旧学と新義
  • 第6章 日本統治時代の伝統詩社「檪社」の歴史的転換点—伝統遺民文学から近代民族運動まで
  • 第7章 啓蒙、解放と伝統—一九二〇年代台湾知識人の文化考察
  • 第8章 一本の金細工—頼和「一本の“竿秤”」に見られる伝統文化
  • 第9章 同胞の魂、未だ死せず、誰が受け継がんや—葉栄鐘の『初期文集』の志と思想

「BOOKデータベース」 より

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