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マルクスと贋金づくりたち

大黒弘慈著

(貨幣の価値を変えよ, 理論篇)

岩波書店, 2016.1

タイトル別名

マルクスと贋金づくりたち

マルクスと贋金づくりたち

タイトル読み

マルクス ト ガンキンズクリ タチ

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注記

さきに刊行の『模倣と権力の経済学』(貨幣の価値を変えよ思想篇) の姉妹篇にして, 実質的な続篇

内容説明・目次

内容説明

マネー経済が世界中で猛威をふるう現在、「ホモ・エコノミクス」に代わる主体像と、貨幣や国家に代わりうる価値観・社会像をどう構想していけばよいか。『資本論』読解による「資本の統治術」と「経済学批判」の探究から、廣松渉論、宇野弘蔵論、柄谷行人論へ、そして哲学者ディオゲネスへの神託「貨幣の価値を変えよ」の豊かな意味が開示される。『模倣と権力の経済学—貨幣の価値を変えよ思想史篇』に続く、完結編!

目次

  • 第1章 資本の統治術とは何か—『資本論』を読む1
  • 第2章 現代の貧困と資本の過剰—『資本論』を読む2
  • 第3章 価値形態論における垂直性と他律性—廣松物象化論再考
  • 第4章 方法の模写と純粋資本主義論—宇野弘蔵による極端化の方法
  • 第5章 贋金と純粋—犬儒派、柄谷行人
  • 最終章 貨幣の価値を変えよ—贋金づくり/世界市民としての「ディオゲネス」

「BOOKデータベース」 より

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