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ボッティチェリ : ヴィーナスの誕生

ステファノ・ズッフィ著 ; 松下ゆう子訳

(名画の秘密 / 千足伸行日本語版シリーズ監修)

西村書店東京出版編集部, 2016.1

タイトル別名

Botticelli : the birth of Venus

Botticelli : la Nascita di Venere

タイトル読み

ボッティチェリ : ヴィーナス ノ タンジョウ

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注記

年譜: ボッティチェリの生涯とその時代: p77-79

内容説明・目次

内容説明

イタリア美術の歴史においてボッティチェリの“ヴィーナスの誕生”以上によく知られている作品は、レオナルド・ダ・ヴィンチの“モナ・リザ”くらいなものだろう。多くの人々に称えられ愛されてきたこの作品は、ロレンツォ・イル・マニフィコの黄金時代を完璧に映し出しているとともに、今なお人びとを魅惑し続ける不滅のアイコンでもある。しかし、西洋における世俗的絵画の最初期の傑作であるこの作品をはじめ、ボッティチェリの神話的・寓意的作品を解釈する作業はたやすいものではない。主題そのものも捉えにくいうえにさまざまな象徴や暗喩が込められている。優雅かつ洗練された作風によって完璧な理想美が称賛されているのだが、これらのどこをとってもいまだに解けない謎や神秘をはらんでいるのである。

目次

  • 謎に満ちた名画
  • ロレンツォ・イル・マニフィコの時代
  • パッツィ家の陰謀
  • 教皇とフィレンツェの和解—システィーナ礼拝堂のフレスコ画
  • “ヴィーナスの誕生”—その概要
  • 図版:“ヴィーナスの誕生”(全図)
  • 部分解説

「BOOKデータベース」 より

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  • 名画の秘密

    千足伸行日本語版シリーズ監修

    西村書店

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