海の上の世界地図 : 欧州航路紀行史

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海の上の世界地図 : 欧州航路紀行史

和田博文著

岩波書店, 2016.1

タイトル読み

ウミ ノ ウエ ノ セカイ チズ : オウシュウ コウロ キコウシ

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注記

欧州航路関係年表: 巻末p7-17

人名索引: 巻末p1-6

内容説明・目次

内容説明

アジア・中近東・地中海など、様々な文化圏との差異や落差を体験しながら、時間をかけてその意味を反芻していくのが、かつての欧州航路の旅だった。西洋のマナーや簡単な語学を身につける一方、寄港地では、列強によって分割された世界地図を意識し、自らのアイデンティティを繰り返し確認することになる。遣欧使節や船員、軍人、実業家、文学者、美術家たちの紀行をたどり、近代日本一世紀の歩みを解き明かす。

目次

  • 序章 海の上の世界地図—欧州航路の一世紀
  • 第1章 幕末〜明治の遣欧使節の航海記—1861‐1873
  • 第2章 一九世紀後半の列強が支配するアジアの海—1863‐1902
  • 第3章 日露戦争後の帝国と南方への進出—1902‐1913
  • 第4章 第一次世界大戦とドイツ潜航艇の無制限商戦撃沈—1914‐1921
  • 第5章 一九二〇年代に到来するツーリズムの季節—1921‐1931
  • 第6章 ファシズムの跫音と第二次世界大戦—1931‐1945
  • 第7章 敗戦後の渡欧と、欧州航路客船時代の終焉—1946‐1964

「BOOKデータベース」 より

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