悪という希望 : 「生そのもの」のための政治社会学
著者
書誌事項
悪という希望 : 「生そのもの」のための政治社会学
教育評論社, 2016.1
- タイトル別名
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悪という希望 : 生そのもののための政治社会学
- タイトル読み
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アク トイウ キボウ : 「セイ ソノモノ」 ノ タメ ノ セイジ シャカイガク
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注記
監修: 宮台真司
その他の著者: 神代健彦, 山本宏樹, 高宮正貴ほか
文献あり
内容説明・目次
内容説明
“悪”とは何か—。人々を脅かす避けるべき“悪”、その一方で人々を魅了する“悪”。我々が甘受すべき、「よりマシな“悪”」とは何か。教育、社会、宗教、政治などを主題に、“悪”について考察する。「よりマシな悪」の思考が、現代社会の閉塞を打開するかすかな道を照らす。
目次
- 悪の擁護、あるいは民主主義についてのノート
- 第1部 抗いと甘受の閾(悪とは何か—デューイの倫理学から考える;災害の分配的正義論—リスクと責任;ジョセフ・ラズにおける二つの正統性;道具的理性批判の現在—啓蒙のプロジェクトの今日的課題について)
- 第2部 共生の身悶え(政治科学の進化論的転回—保革闘争の遺伝子文化共進化について;宗教という「排除できない悪」;教育と責任;悪を歓待する—民主主義的な集団の(不)可能性について)
- 解題 「感情の劣化」への抗いを全体主義のリスクを回避して進める手だてはあるか?
「BOOKデータベース」 より