日本語文体論
著者
書誌事項
日本語文体論
(岩波現代文庫, 学術 ; 341)
岩波書店, 2016.2
- タイトル別名
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日本語の文体 : 文芸作品の表現をめぐって
- タイトル読み
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ニホンゴ ブンタイロン
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注記
『日本語の文体 : 文芸作品の表現をめぐって』(岩波セミナーブックス47, 岩波書店, 1993年9月刊) を原本とし、改題し、内容を改変したもの
内容説明・目次
内容説明
眺める人間なしに風景は存在しない。作品をなす言語的軌跡の場で作者と対話する読者の主体的受容行動が“文体”というダイナミックな現象を実現する。独自の文体観が文体論の視界を拡げ、枠組を転換した。本書は半世紀にわたり文体研究ひとすじに歩んできた著者が、日本語表現に関心のある読者のために、作家の名文を具体例として、文学への文体論的アプローチを示す基本書である。
目次
- 1 文体の発見—さまざまな文章を生み出すもの
- 2 文体研究の展望—文体観と方法論のパノラマ
- 3 文体論の構想—ことばの奥に響く対話
- 4 文体分析のモデル—実験室の現場から
- 5 作品の文体—人のいる表現風景
- 6 作家の文体—作品に映る人の生き方
「BOOKデータベース」 より